関連記事
北海道でエコキュートを使うメリット・デメリット|電気代が心配?
年中無休 9:00~18:00
北海道でオール電化をやめたいと悩む方へ|高騰する電気代の削減方法と、オール電化をやめるか否かで後悔しないための選択肢をご提案します。「オール電化をやめたら本当に電気代が安くなる?」「オール電化をやめるといくらかかる?」などの疑問にもお答え!
更新日: 公開日:
オール電化をやめたい理由として多いのが「電気代」です。北海道などの寒冷地では、冬場の電気代が月10万円を超えることもあります。オール電化のご家庭は特に電気料金の請求書に頭を悩ませているかもしれません。
オール電化の料金プランは、夜間の電気料金が安くなるタイプが一般的です。このプラン自体に問題はないのですが、昼間の消費電力が多いご家庭や、後述するように旧式の蓄熱暖房機・電気温水器などをお使いのご家庭は特に、電気代が高くなってしまうおそれがあります。
オール電化の電気代の高騰を招く要因として指摘されているのが、旧式の蓄熱暖房機や電気温水器です。特に、オール電化が普及し始めた時期(1990〜1998年頃)のオール電化住宅に導入された旧式の電気温水器・蓄熱暖房機などは性能が低下しており、高騰するエネルギー価格とともにご家庭の電気代を押し上げているといわれています。
オール電化をやめようと考える電気代以外の要因として、停電時の不便さが挙げられます。停電時は給湯・暖房・照明・コンロなどが使用できなくなるため、冬場は特に死活問題にもなりかねません。蓄電池を導入し停電に備えているご家庭もありますが、家族構成などによっては十分でないことも考えられます。
また一度お湯切れを起こすと、ふたたび沸くまでに時間がかかるという点で不便さを感じることも。タイミングによっては、電気代が高い昼の時間帯にお湯を沸かすことになるため、その点で不満に感じる可能性もあります。
電気ボイラー(セントラル方式の暖房器具)は暖まるまでの時間がガスなどに比べて遅く、また個別に調整できないことから「思っていたほど暖かくない」と感じることがあります。オール電化への期待値の大きさに比例して、後悔も大きくなる可能性があります。
オール電化をやめたいもっとも大きな理由である電気代は、十分削減できる可能性があります。「オール電化を継続したまま電気代を削減したい」「オール電化をやめた上で電気代も減らしたい」どちらのご家庭にも応用できます。
上記は、パナソニックが算出した年間ランニングコスト比較をまとめたものです。エコキュートの年間ランニングコストは電気温水器の約3分の1、ガス給湯器(都市ガス)や石油給湯器の約2分の1と、ダントツに安いことがお分かりいただけるのではないでしょうか。電気温水器もエコキュートもオール電化の給湯設備なので、オール電化のまま電気代を下げたいというご家庭にも適しています。
▼北海道でオール電化を使うデメリットは?電気代を抑えるコツも! 関連記事 北海道でエコキュートを使うメリット・デメリット|電気代が心配?
こちらは、ほくでん(北海道電力)が試算した蓄熱暖房機と寒冷地向けあったかエアコンとの年間消費電力の比較です(試算条件はほくでんホームページでご確認ください)。蓄熱暖房機から寒冷地向けあったかエアコンに交換するだけで、年間消費電力が半分以下に。寒さが厳しい寒冷地でも十分な暖房能力を発揮する、メインの暖房器具として使えるエアコンです。たとえば氷点下25℃でも稼働し、冷房・除湿・内部クリーンなども搭載したダイキンの「DXシリーズ」などがあります。
電気プランの見直しで電気代を削減できるご家庭もあります。たとえばほくでん「エネとくスマートプラン」は、エコキュートなどのスマート電化機器を使用しているご家庭が対象の、電気料金がお得なプランです。
「エネとくスマートプラン」は、エコキュートや電気蓄熱暖房機といったスマート電化機器を使用しているご家庭向けの料金プランです。時間帯によって電気料金が変動するプランで、夜間や休日など電気の使用量が少ない時間帯は料金が割安に設定されています。昼間に電気使用量が多くなるご家庭や、夜間にまとめて家事を行うご家庭にとって電気代を節約できるお得なプランといえます。
「エネとくスマートプラン」では平日・土曜の夜間の電気料金が割安に設定されており、日曜・祝日などは終日割安に設定されています。そのため平日は夜間にエコキュートでお湯を沸かし、休日は昼間にまとめて洗濯や掃除などを行うことで、電気代を効率的に節約できます。エコキュートのタイマー機能などを活用すれば、さらに電気代を抑えられる可能性があります。
このように設備の入れ替えや電力プランの工夫で、オール電化のままでも電気代を抑えることは十分可能です。それでも「根本的にやめたい」という方もいるかもしれません。
ではオール電化を完全にやめると後悔するのか、それとも部分的にやめるという選択肢は現実的なのか、次に詳しく見ていきましょう。
「オール電化=電気代が高い」と考えている方は、やめてから後悔するかもしれません。電気代は給湯設備の入れ替えや料金プランの見直しで削減できる可能性があるためです。また、オール電化をやめれば「火を使わない安心感」などのメリットも手放すことになります。
まずはご家庭がオール電化に適しているのかを見極め、本当にやめて後悔しないかをご家族で話し合うことが大切です。
オール電化の向き・不向きを判断する上ではこの考え方が軸となります。ご家庭の状況から向き・不向きどちらの傾向にあるのかを照らし合わせてみましょう。
オール電化をやめた場合、設備を入れ替えるための費用がかかります。ガスの配管を新設するといった工事が必要になるご家庭もあります。また、たとえば灯油式の暖房器具を導入した場合、灯油を購入したり注油したりといった手間が増えるでしょう。
このようにオール電化を一気にやめた場合、それ相応の費用がかかり生活スタイルも一変する可能性があります。電気代だけで判断せず、こうした費用や変化について受け入れられるか、ご家族でじっくり話し合うことが大切です。
「オール電化を一気にやめると後悔しそう」「電気代だけ抑えられればよい」という場合は、オール電化を部分的にやめる方法を検討しましょう。
たとえば「電気温水器→寒冷地仕様のエコキュートに交換する」の項目でお伝えしたように、電気温水器からガス給湯器(都市ガス)に切り替えた場合、年間のランニングコストを約86,400円削減できます。
オール電化をすべてやめてガスに切り替える場合、ガス対応機器への交換だけでなく「ガス管の引き込みが必要な場合はトータル100万円以上かかることも」で説明しているように高額な費用がかかる可能性があります。
その点、給湯設備だけを電気温水器からエコキュートへ交換すれば、初期費用を抑えつつ「電気温水器→寒冷地仕様のエコキュートに交換する」で説明したようにランニングコストも大幅に削減できます。
さらに、補助金を活用すればより大幅な負担軽減が期待できるなど、長期的に見ても「投資に見合う節約効果が期待できる選択肢」といえます。
エコキュートは「オール電化のまま電気代を抑えたい」「オール電化をやめた上で電気代も抑えたい」どちらのご家庭にも最適です。寒冷地仕様のエコキュートは高額では?と不安な方もいるかもしれませんが、キャンペーンや補助金を活用すれば、導入費用を大幅に抑えることができます。
▼ご紹介するキャンペーンや補助金の情報はこちらで詳しく確認できます! 関連記事 北海道でエコキュートに使える補助金一覧【2025年度】
「オール電化」から「スマート電化」への切り替えを検討しているご家庭におすすめなのが、「ほくでんエコ替えキャンペーン2025」です。最大25万円の「値引き還元」が受けられるキャンペーンで補助金とは異なりますが、提携工事店(販売店)に依頼するだけなので、煩わしい手続きは必要がありません。当店も「ほくでんエコ替えキャンペーン」提携工事店(販売店)ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
なお以下の「給湯省エネ2025事業」と併用することで、最大46万円がお得になります!
給湯設備だけを入れ替えたいご家庭におすすめなのが、「給湯省エネ2025事業」です。経済産業省が実施している事業で、要件を満たすとエコキュート1台あたり最大21万円(戸建ては2台までが対象で最大35万円)の補助金が受け取れます。
新築または大規模なリフォームを検討中のご家庭におすすめなのが、「子育てグリーン住宅支援事業」です。子育て世帯などを対象とした事業で、新築または既存住宅にエコキュートを導入する際、新築で最大160万円、リフォームで最大60万円の補助金が受け取れます(※)。他の補助金と比べて仕組みが複雑で要件も細かいため、公式ウェブサイトでよくご確認ください。
※エコキュートのみに対する補助額ではありません。
上記のほか市町村が独自に運営している補助金もあります。いずれも要件や補助対象、補助額などが異なるため、まずはどのキャンペーンや補助金がご家庭に最適なのかをじっくり検討することが大切です。
当店は補助金の申請代行を無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください!
▼自治体ごとの補助金情報はこちらでご紹介 関連記事 北海道でエコキュートに使える補助金一覧【2025年度】
検討した結果「やっぱりオール電化をやめたい」と思った場合、具体的にどう動けばよいのか、いくらかかるのかなどをまとめました。
オール電化を完全にやめる場合、まず電気温水器やエコキュートといった給湯設備、IHクッキングヒーターなどの調理器具をガス対応のものに交換する必要があります。給湯設備の交換は20〜40万円程度、IHクッキングヒーターからガスコンロへの交換費用は5〜20万円程度が目安です。
またガス会社に連絡し契約を結ぶ必要があります。オール電化からの切り替えを考えていることを相談し、設備交換も含めた見積もりを出してもらいましょう。
オール電化向けから一般住宅向けの電気料金プランに切り替えることも忘れないようにしましょう。昼間の消費電力が多いご家庭は、切り替えを忘れると「電気代が思ったほど安くならない」といったことが起こるため注意が必要です。
ガス管の引き込み工事が必要になる場合、都市ガスエリアでは数十万円かかることがあります。設備交換と合計すると100万円を超えるケースも珍しくありません。
本編では詳しく触れられなかった、オール電化やエコキュートに関してよくある質問とその答えをまとめています。
使い方で差が出ますが、ガスは初期工事費が高額な一方、冬場は電気より安くなるケースがあります。ただしガス基本料金が上乗せされるため、年間で見ると必ず安くなるとは限りません。部分的な切り替えやエコキュート導入のほうが現実的なケースも多くあります。
電気温水器は電気ヒーターでお湯を沸かすため効率が低く、月1万円以上かかるケースもあります。エコキュートはヒートポンプ式で消費電力が少なく、同じお湯を沸かす場合でもおよそ3分の1程度の電気代で済むのが特長です。
「電気温水器→寒冷地仕様のエコキュートに交換する」で、年間ランニングコストの目安を比較しています。
蓄熱暖房機は深夜電力を利用できる反面、旧式ほど電気代が高くつきます。蓄熱暖房機の撤去や交換費用で後悔する方もいますが、最新の寒冷地向けあったかエアコンは立ち上がりが早く省エネ性能も高いため、長期的視点で暖房費の削減につながります。
一般的なエコキュートの寿命は10年です(使用環境やメンテナンス状況で前後します)。交換費用は機種や設置条件によって異なりますが、本体と工事費込みでおおむね40〜80万円ほどが目安です。ただし「寒冷地仕様のエコキュートは高い?補助金でお得に導入できます!」にまとめた補助金等を利用すれば、導入費用や交換費用を大幅に抑えられます。
寒冷地仕様を扱うメーカーの中ではダイキン・三菱・パナソニックなどが特に人気です。凍結防止ヒーターや高圧給湯機能など、寒冷地に適した機能が充実しているのが特徴です。
▼寒冷地仕様エコキュートの選び方や当店のおすすめは、こちらの記事でご紹介しています。 関連記事 寒冷地・北海道のエコキュートは【容量大きめ】を!選び方まとめ
「オール電化のまま電気代を抑えたい」
「オール電化をやめて電気代も抑えたい」
「オール電化をやめるべきか迷っている」
「少しでも安く電気温水器からエコキュートに切り替えたい」
「オール電化でエコキュートも使用しているが故障が増えた」
そんな方はぜひお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。当店ヨク住ルは、札幌近郊で地域最安値に挑戦中のエコキュート専門店で、補助金の申請代行を無料で行っております!
各メーカー人気の寒冷地仕様エコキュートを豊富にご用意いたしており、家族構成や使用方法なども踏まえてピッタリなエコキュートをご提案させていただきます。オール電化のご家庭もやめたいご家庭も、補助金を活用してさらにお得にエコキュートを導入しませんか?
札幌を中心に最短即日対応!
年中無休・
工事も対応!
お気軽にお問い合わせください
News