エネとくスマートプランとは?料金・デメリットやドリーム8との違いを解説

北海道電力の「エネとくスマートプラン」は、エコキュートなどを利用している家庭などを対象とした料金プランです。この記事では、エネとくスマートプランの料金や基本料金の仕組み、メリット・デメリット、ほかの料金プランとの違いを解説します。

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エネとくスマートプランとは?料金・デメリットやドリーム8との違いを解説

エネとくスマートプランとは?

『エネとくスマートプラン』とは、北海道電力が提供している一般家庭向けの電気料金プランの一つです。エコキュートなどヒートポンプ式の電気給湯器や、電気暖房機などを使用する家庭を主な対象としており、時間帯によって電力量料金が変わる仕組みになっています。

エネとくスマートプランの対象となる人

北海道電力では、次のいずれかに該当する家庭をエネとくスマートプランの対象としています。

  • ヒートポンプ式の電気暖房機を使用している
  • エアコンを使用し、すべての給湯設備の熱源を電気でまかなっている
  • ヒートポンプ式の電気給湯器を使用している
  • 定格電圧200Vの電気ロードヒーティングを使用している

ただし、電気ロードヒーティングだけを使用している場合は対象外です。北海道電力では、給湯と主暖房にヒートポンプ電化機器、キッチンにIHクッキングヒーターを使用する住宅を「スマート電化」としています。エネとくスマートプランは、こうした電化設備を利用する家庭に向けた料金プランです。

日中と夜間・日祝で電気料金が異なる

エネとくスマートプランでは、電気を使用する時間によって「日中時間」と「夜間・日祝時間」に分けて電力量料金が設定されています。

日中時間は、原則として午前8時から午後10時までです。それ以外の時間に加え、日曜日や祝日等は日中であっても「夜間・日祝時間」として扱われます。

2026年10月31日までの電力量料金は、日中時間が1kWhあたり38.22円、夜間・日祝時間が29.44円です。2026年11月1日からは、それぞれ38.30円、29.52円へ変更される予定です。

区分 2026年10月31日まで 2026年11月1日以降
日中時間 38.22円/kWh 38.30円/kWh
夜間・日祝時間 29.44円/kWh 29.52円/kWh

「祝日等」には国民の祝日のほか、1月2日・3日、4月30日、5月1日・2日、12月30日・31日も含まれます。

エコキュートを使っている家庭も対象

エコキュートは、ヒートポンプの仕組みを使ってお湯をつくる電気給湯器です。そのため、エコキュートを使用している家庭は、エネとくスマートプランの対象条件の一つである「ヒートポンプ式の電気給湯器を使用するお客さま」に該当します。

ただし、エコキュートを設置すればエネとくスマートプランが必ず最適になるわけではありません。家族構成や電気を使う時間帯、暖房設備などによって適した料金プランは変わるため、現在の使用状況とあわせて比較することが大切です。

エネとくスマートプランの料金と基本料金の仕組み

エネとくスマートプランを検討するときは、電力量料金だけでなく基本料金の決まり方も確認しておきましょう。一般的なアンペア契約とは異なり、実際にどの程度の電力を同時に使用したかが基本料金に影響するためです。

電力量料金は「日中」と「夜間・日祝」の2区分

エネとくスマートプランでは、平日・土曜日の日中よりも、夜間や日曜日・祝日等の電力量料金が低く設定されています。

たとえば2026年10月31日までは、日中時間38.22円/kWhに対して、夜間・日祝時間は29.44円/kWhです。そのため、洗濯や食器洗い乾燥機など時間を調整しやすい家電を夜間や休日に使う家庭では、料金体系を活かしやすくなります。

一方、在宅勤務などで平日の日中に電気を多く使用する家庭では、夜間中心の家庭とは条件が異なります。単価だけを見るのではなく、どの時間帯にどれくらい電気を使っているかを確認してみましょう。

基本料金は最大需要電力によって決まる

エネとくスマートプランの基本料金は「契約電力」によって決まります。

その契約電力の算定に使われるのが「最大需要電力」です。スマートメーターで計測した30分ごとの使用電力量のうち、最も大きかった値をもとに最大需要電力を算出。その月と過去11か月の最大需要電力のうち、最も大きな値が契約電力になります。

エネとくスマートプランの基本料金は、2026年10月31日までは1kWあたり486.20円、2026年11月1日以降は676.60円となる予定です。

たとえばエアコンや電子レンジ、IHクッキングヒーターなど消費電力の大きい機器を同じ30分間に集中して使うと、最大需要電力が上がる可能性があります。

契約変更前の電気使用状況が影響する場合もある

ほかの料金メニューからエネとくスマートプランへ変更するときは、変更前の最大需要電力も契約電力の決定に影響します。

北海道電力では、電気温水器や蓄熱式電気暖房器など消費電力の大きい機器を使用している場合には注意するよう案内しています。

「新しいプランに変えれば基本料金もすぐに安くなる」とは限らないため、現在使用している設備や過去の電気使用状況も含めて確認しておくとよいでしょう。

エネとくスマートプランのメリット

エネとくスマートプランは、電気を使用する時間帯を意識しやすい家庭にとってメリットがあります。特に夜間や休日に電気を使う機会が多い場合は、料金体系との相性を確認してみましょう。

平日・土曜日は夜間の電力量料金が安い

平日・土曜日は、午前8時から午後10時までが日中時間、それ以外が夜間・日祝時間です。

2026年10月31日までは、日中時間の38.22円/kWhに対して夜間・日祝時間は29.44円/kWhと、夜間のほうが低い単価に設定されています。

エコキュートの沸き上げを夜間に行う家庭や、夜間に家事をすることが多い家庭では、この時間帯別料金を活用しやすいでしょう。

日曜日・祝日等は終日「夜間・日祝時間」の料金になる

エネとくスマートプランの特徴の一つが、日曜日や祝日等は一日を通して「夜間・日祝時間」の料金が適用されることです。

平日の日中は38.22円/kWhですが、日曜日や祝日等は日中でも29.44円/kWhとなります。2026年11月1日以降も、日中38.30円/kWhに対して夜間・日祝時間29.52円/kWhという料金差は維持される予定です。

休日に洗濯や掃除、調理などをまとめて行う家庭では、平日日中より低い単価で電気を使えます。

電気の使い方によって基本料金を抑えられる可能性がある

基本料金を左右する最大需要電力は、30分ごとの電気使用量から算出されます。

そのため、消費電力の大きい家電を同じ時間帯に集中させないことで、最大需要電力の上昇を抑えられる可能性があります。北海道電力も、家電製品の同時使用を控えるなど、電気の使い方によって基本料金を抑えられると案内しています。

ただし、契約電力は過去11か月分も含めて決まります。現在の契約電力が高い場合、使い方を変えたからといって翌月からすぐ基本料金が下がるとは限りません。

エネとくスマートプランのデメリット・注意点

エネとくスマートプランには夜間や休日の料金が低いというメリットがある一方、電気の使い方によっては「思ったより高い」と感じる可能性もあります。契約前には、料金が上がりやすいケースも確認しておきましょう。

平日・土曜日の日中は電力量料金が高い

2026年10月31日までの日中時間は38.22円/kWhで、夜間・日祝時間の29.44円/kWhより高く設定されています。

平日の日中に在宅している時間が長い家庭や、暖房・調理・洗濯などで昼間の電力使用量が多い家庭では、夜間や休日に電気を多く使う家庭ほど料金体系のメリットを活かせない場合があります。

「エネとくスマートプランは高いのか」と気になる場合は、月間使用量だけでなく時間帯別の使用状況を見ることがポイントです。

家電を同時に使うと基本料金に影響する場合がある

エネとくスマートプランでは、30分ごとの使用電力量から算出した最大需要電力が契約電力に反映されます。

たとえば、IHクッキングヒーターで調理しながら電子レンジやドライヤー、暖房機器などを同時に使うと、その時間帯の使用電力量が大きくなる可能性があります。最大需要電力が上がれば、以後の基本料金にも影響します。

特定の30分間だけ電気を多く使った場合でも、その値が契約電力の算定に使われる可能性がある点には注意が必要です。

料金プランを変えれば必ず電気代が安くなるわけではない

電気料金は、基本料金と電力量料金だけで決まるものではありません。どの時間帯に電気を使うか、契約電力が何kWになるかなどによっても変わります。

北海道電力では月額の電気料金シミュレーションを提供しており、エネとくスマートプランやドリーム8など一部の料金メニューを試算できます。ただし、試算結果は実際の請求額と異なる場合があり、割引や対象メニューにも制限があります。

現在の料金プランと電気使用量を確認したうえで、ご自宅の使い方に合っているかを比較しましょう。

燃料費調整額によって電気料金が変動する

エネとくスマートプランは自由料金メニューで、燃料費調整単価の算定に使用する平均燃料価格に上限が設定されていません。

北海道電力では、平均燃料価格に上限がある規制料金メニューと比べ、燃料価格が高騰した場合には自由料金メニューの請求額が高くなる可能性があると案内しています。

基本料金や電力量料金の単価だけでなく、燃料費等調整額を含めた請求額で確認することが大切です。

エネとくスマートlifeプランとの違い

北海道電力では、2026年1月から『エネとくスマートlifeプラン』も提供しています。名前は似ていますが、エコキュートを使用する時間帯に対する考え方が大きく異なります。

スマートプランは夜間・日祝の料金が安い

エネとくスマートプランは時間帯別料金で、平日・土曜日の日中よりも、夜間や日曜日・祝日等の単価が低く設定されています。

そのため、夜間にエコキュートを沸き上げる家庭や、電気の使用を夜間・休日へ移しやすい家庭と相性が合いやすいプランと言えるでしょう。

スマートlifeプランは電力量料金が終日一律

エネとくスマートlifeプランでは、電力量料金が時間帯や季節にかかわらず一律です。

2026年10月31日までは30.80円/kWh、2026年11月1日以降は30.88円/kWhとなる予定です。基本料金は1kWあたり689.70円から880.10円へ変更されます。

エネとくスマートプラン エネとくスマートlifeプラン
基本料金※ 486.20円/kW 689.70円/kW
日中 38.22円/kWh 30.80円/kWh
夜間・日祝 29.44円/kWh 30.80円/kWh
電力量料金 時間帯で異なる 終日一律

※2026年10月31日までの料金単価

スマートlifeプランは日中の電力量料金がスマートプランより低い一方、基本料金や夜間料金は異なります。どちらが安くなるかは、契約電力や時間帯別の使用量によって変わります。

昼間にエコキュートを沸かすならスマートlifeプランも選択肢

北海道電力は、エネとくスマートlifeプランを「エコキュートを昼間通電で利用するお客さま」におすすめのプランとして案内しています。

昼間は夜間より外気温が高いためヒートポンプの効率を高めやすく、貯湯後の放熱時間も短くできることから、使用電力量の削減が見込めるとしています。また、太陽光発電を設置している家庭では、昼間に発電した電気をエコキュートで自家消費することも可能です。

昼間通電モードを利用する家庭では、エネとくスマートプランだけでなくスマートlifeプランも比較対象になるでしょう。

ドリーム8・eタイム3プラスから変更したほうがいい?

北海道で長くオール電化住宅に住んでおり『ドリーム8』や『eタイム3プラス』を現在も契約中という家庭もあるかもしれません。どちらも新規加入受付は終了していますが、既存契約者は引き続き利用しています。

これらのプランからエネとくスマートプランなどに変更すべきか、迷っている方もいるのではないでしょうか。変更すべきかどうかは、現在の電気使用量などから慎重に判断することが大切です。

ドリーム8は新規加入受付を終了している

「時間帯別電灯(ドリーム8)」は、2017年10月31日に新規加入受付を終了しました。

ドリーム8も昼間と夜間で料金が異なるプランで、2026年9月時点の夜間料金は26.21円/kWhです。エネとくスマートプランの夜間・日祝時間29.44円/kWhより低い一方、昼間料金や基本料金の仕組みは異なります。

そのため、夜間料金だけを比較して「どちらがお得」と判断することはできません。

eタイム3プラスも新規加入受付を終了している

eタイム3プラスは2024年3月末で新規加入受付を終了しました。

2026年9月時点では、午後時間51.02円/kWh、朝晩時間43.61円/kWh、夜間時間26.74円/kWhという3段階の料金設定です。ヒートポンプ式暖房機などを使用している場合には、冬期間の暖房融雪割引が適用されるケースもあります。

エネとくスマートプランとは時間帯区分や基本料金、割引制度が異なるため、夜間料金だけで比較するのではなく年間の電気使用状況を見る必要があります。

旧プランから変更する前に現在の電気使用量を確認する

ドリーム8やeタイム3プラスはすでに新規加入受付を終了しています。現在契約している人がエネとくスマートプランへ変更する場合は、現在の料金や使用状況を十分に比較してから判断しましょう。

まずは検針票や「ほくでんエネモール」で、現在の契約プランや使用量を確認してみてください。そのうえで、昼間・夜間にどれくらい電気を使っているか、暖房や給湯にどの設備を使用しているかを整理すると比較しやすくなります。

エネとくスマートプランが向いている家庭・向いていない家庭

エネとくスマートプランが合うかどうかは、住宅設備だけでなく生活時間によっても変わります。ここまでの特徴をもとに、向いている家庭と慎重に比較したい家庭を整理します。

夜間や日曜日・祝日に電気を多く使う家庭

夜間や日曜日・祝日等は、平日・土曜日の日中より電力量料金が低く設定されています。そのため、日中は仕事や学校で外出していることが多く、帰宅後に家事や入浴をする家庭は料金体系を活かしやすい傾向があります。

反対に、平日の日中に電気を多く使う家庭では、時間帯別の使用量を確認してから検討したほうがよいでしょう。

エコキュートなど電気給湯設備を使っている家庭

エコキュートを使用している家庭は、エネとくスマートプランの対象です。エコキュートは貯湯式の給湯器のため、お湯をつくる時間を料金の低い時間帯に合わせやすい特徴があります。ただし、昼間に沸き上げる使い方ではスマートlifeプランという選択肢もあります。

給湯設備の使い方も含めて料金プランを選ぶことが大切です。

平日日中の電気使用量が多い家庭は慎重に比較する

平日・土曜日の午前8時から午後10時までは日中時間となり、夜間・日祝時間より電力量料金が高くなります。

在宅勤務の家庭や、小さなお子さん・高齢の家族が日中も在宅している家庭、冬に電気暖房を長時間使用する家庭などでは、日中の電気使用量が増えることもあります。

生活スタイルは家庭ごとに異なるため、「エコキュートだからエネとくスマートプラン」と決めるのではなく、実際の電気使用状況から判断することが大切です。

エネとくスマートプランへの変更前に電気代と給湯設備を見直そう

料金プランを見直すなら、毎月の電気の使い方だけでなく、電気を多く使用している設備にも目を向けてみましょう。特に給湯は毎日の生活で使用するため、古い設備を使い続けている場合は交換も選択肢になります。

まずは現在の料金プランと電気使用量を確認する

最初に確認したいのは、現在契約している料金プランと毎月の電気使用量です。北海道電力では月額料金のシミュレーションも用意されています。

ただし、シミュレーションには対象メニューや割引などに制限があるため、あくまで判断材料の一つとして利用しましょう。

あわせて、エコキュートや電気温水器、暖房機器など、電気を多く使用する設備の種類や使用年数も確認しておくと、電気代を見直すポイントが整理しやすくなります。

古い電気温水器を使っているならエコキュートへの交換も選択肢

電気温水器は、電気ヒーターで直接水を加熱してお湯をつくります。一方、エコキュートは空気中の熱を取り込み、ヒートポンプを使ってお湯をつくる給湯器です。

電気料金プランだけを変更する方法もありますが、古い電気温水器を長く使用している場合は、給湯設備そのものをエコキュートへ交換する方法もあります。

『ヨク住ル』では、北海道で使用することを想定した寒冷地仕様のエコキュートのみを取り扱っています。工事も寒冷地に合わせた仕様としており、配管の保温材にはエアロフレックス、ヒートポンプ配管にはブリヂストンの「エコるーぷ」を採用しています。

▶ ヨク住ルのこだわり工事

「料金プランを変えるだけでよいのか」「そろそろ電気温水器も交換したほうがよいのか」と迷っている場合は、給湯設備の状態もあわせて確認してみましょう。

札幌近郊で電気温水器からエコキュートへ交換するならヨク住ルへ

エネとくスマートプランを調べている方のなかには、「電気代を見直したい」「古い電気温水器を使い続けてよいのか気になる」という方もいるのではないでしょうか。

札幌近郊でエコキュート交換をご検討なら、エコキュート交換専門店のヨク住ルへご相談ください。

ヨク住ルは北海道で使用できる寒冷地仕様のエコキュートのみを取り扱い、施工も寒冷地に合わせて行っています。基本工事には既設給湯器の撤去・処分、配管工事、電気工事などが含まれており、追加工事が必要な場合は事前に見積もりで案内しています。工事当日や工事後に追加請求することはありません。

また、ヨク住ルで行ったエコキュート設置工事には無料の10年工事保証が付帯しています。商品は新品のメーカー正規品を取り扱っており、メーカー保証や各メーカーの延長保証も利用可能です。

施工エリアは札幌市全区をはじめ、江別市、恵庭市、千歳市、北広島市、石狩市、小樽市、岩見沢市、苫小牧市など札幌近郊に対応しています。出張費・点検費・見積もりはいずれも無料です。

電気料金プランを見直すタイミングは、毎日使用している給湯設備を見直すきっかけにもなります。現在の電気温水器に不具合がある方や、長く使用していて交換を検討している方は、まずはヨク住ルの無料見積もり・相談をご利用ください。

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